報道関係各位
1998年2月9日
クオリティ株式会社
同時使用ライセンスを推進する会 {会長:平居 透 (株)リコー}は、11月まで認 められていた同時使用ライセンス形態のプログラムの提供を終了したことを受け、 12月18日にマイクロソフト(株)に対しユーザの意見を集約した同時使用ライセンス の利用継続の要望書を提出しました。
1月29日にマイクロソフト(株)より、日本国内のみ、同時使用ライセンス形態の プログラムの販売延長の特別処置を行う旨の連絡がありました。
ユーザ会では、日本のマイクロソフト(株)の対応に感謝の意を表し、御礼状を送付 いたしました。今回は、発表から、提供終了までの期間が、短期間だったための例外的 対応とのこともあり、当ユーザ会としては、今後の同時使用ライセンスの販売プログ ラム新設を再度要望いたしました。
私ども同時使用ライセンスを推進する会が、12月に提出いたしました要望書に対し、 誠意ある対応をいただき大変感謝いたしております。プログラム提供の6月までの継続ということで、 いままで検討されてきたユーザからも、今までの予算計画にしたがって年度末に購入できるなどの喜びの声もよせられております。 ユーザ会としても日本だけの特別処置を本社と交渉いただいたことに感激しております。 今後ともユーザ意見をお取り入れ下さいますようお願いいたします。
一方、6月以降に以前のメンテナンスプラスが、契約切れになるユーザからは、 対応の問い合せも届いております。今回購入を検討されているユーザからも2年後を 心配される意見も出ております。以上の事からも、 今後も継続的な同時使用ライセンスの販売プログラムの新設を再度要望いたします。
当会員のほとんどが、機能的に優れているマイクロソフト社製品を利用させていただきたいと願っております。 利用しやすいライセンス形態をご提供くださいますようよろしくお願いいたします。
「同時使用ライセンスを推進する会」とは、 同時使用ライセンスを推進するため、96年4月に企業内のライセンス管理業務を推進するユーザ企業約200社が参加し発足した、 任意団体です。ソフト会社からの違法コピー撲滅などのキャンペーンを受けて、企業内のライセンス管理に取り組みました。 結果、同時使用ライセンスによるソフトウェアの管理が、企業に取って管理コストを増やさずに管理を可能にしました。 つまり、違法コピー撲滅のキャンペーンをするソフト会社に対し、違法コピーをなくすための、 手段として同時使用ライセンスを要請してきたユーザグループです。
- 記述内容は 1998年2月9日現在のものです。
- 記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。