報道関係各位
1997年11月25日
クオリティ株式会社
クオリティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:浦 聖治)は、ネットワーク時代に対応した、 ファイルのアクセスコントロールソフト「Quality Secret Service」を11月25日発売開始いたします。
「Quality Secret Service」(クオリティ・シークレット・サービス)は、企業内のサーバーや、クライアントパソコンに保存されているファイルにアクセス権を設定したセキュリティーをかけるソフトです。ファイルへのアクセス権のない人のファイルのオープンを制限することができます。役員などが作成する経営情報の漏洩防止、新商品開発途中の資料ファイルの漏洩防止にご利用いただけます。インターネットを利用したファイルの受け渡しの場合でも現状のファイル添付送信では、内容の漏洩や改ざんが容易にされてしまう危険があります。このような場合も受け取り側のアクセス権を定めたセキュリティファイルを送ることで、情報の漏洩などを防ぐことができます。
「Quality Secret Service」は、クオリティ(株)が、(株)アドバンスとの業務提携に基づいて企業向けに商品化し、販売する商品です。 セキュリティ技術は、(株)アドバンスのKPS方式を採用した商品です。
販売価格は、オープンプライスです。価格の目安は、10ユーザライセンス ¥150,000、100ユーザライセンス ¥1,250,000です。 初年度の売上目標は、1億円を見込んでおり、弊社代理店から販売します。
企業のOA化が急速に進み、パソコンも一人一台という時代になりました。あらゆる社内業務がPC内作業で行われるようになり、社員間の連絡などをパソコンネットワークに依存する企業も増えてきました。Internetの普及にともない、海外国内問わず、迅速かつ安価なデータやファイルなどの送信が可能になりました。故に、Internetを通じてのファイル送信やメールを通じての商談なども日常的に行われるようになってきています。これは情報をオープンにしているという事と同じ危険性をもっています。つまりは、封のされていない、内容の露出しているハガキ上でのやり取りのようなものなのです。
企業データや内部ネットワークへの侵入は、ファイヤーウォールによって防がれてるようになりました。外からの不正アクセスを防げても内部の問題が残ります。社内の全ての人間がパソコンを操れるようになったという事は、全ての社員が社内のネットワーク下にあるパソコンの情報にアクセス出来るようになったからです。
もはや、情報をガードするのは、外部からのアクセス(侵入者)を阻むファイヤーウォールだけでは不十分です。
- 記述内容は 1997年11月25日現在のものです。
- 記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。