報道関係各位
2000年8月21日
クオリティ株式会社
IT管理ソフトベンダー、クオリティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:浦 聖治)は、パソコンネットワークの運用管理ソフトウェア「QND Plus Ver.6」を出荷いたします。
「QND Plus」は、ネットワーク化されたパソコンのハード、ソフト資産情報やレジストリの情報収集、台帳管理、ソフトウェアやファイルの自動インストール、リモートコントロールを行うソフトウェアです。
QND Plusは、数あるデスクトップ資産管理ツールのなかでも、特に簡単に導入できるというご評価をいただき、実績を伸ばしてまいりました。(1998年2月発売以来2年半の販売実績は、27万クライアントとなっております。)
今回のバージョンアップでは、ソフトウェア管理機能を強化しました。購入ライセンス情報を登録することにより、収集したインベントリ情報と比較することが できます。これによりライセンス数の過不足数が表示できます。またPCのリース情報をPC側に送ることで、リースPCの継続的な管理が可能になりました。 ネットワークに接続されたPCの全数の把握も新機能ネットスキッパーにより可能になりました。PC以外にもSNMPエージェントが搭載された周辺機器のイ ンベントリ情報も収集可能になりました。
出荷開始日は、8月21日を予定いたしております。
価格は、オープンプライスとなっておりますが、参考価格は、100クライアント\803,000、1000クライアント\5,610,000となっております。年間の売上目標は、8億円を見込んでおります。
Windows95発売以来企業のPC導入が飛躍的進みました。現在は一人一台のPC導入が主流になっています。そんな中、マシン性能が向上を続けてお り、新しいシステムを導入するためには初期に導入したPCのスペックが足りなくなるという状況になっています。またリース期限切れとなるPCも出始め、リ プレースをせまられています。このような状況においてリプレースが必要なマシンの選定やリース切れマシンの捜索を人手で行うには数が多すぎる状況です。
このようにIT資産を細かく把握する要求は年を追うごとに高まっております。特にリース情報をPCに関連つけて所在を把握する要求が多くなっています。
違法コピーによる訴訟事件が報道されるようになりソフトウェア管理のニーズも高まりをしめしています。購入したオフィスソフトウェアのインストール状況と 購入ライセンス数の比較による過不足数をバージョンごとに把握したいという細かい要求が増えてきました。これはソフトメーカによる監査が進んでいることに 起因していると言えます。
アプリケーションデータベースとして「購入ライセンス情報」や「アプリケーション情報」を入力できるようになりました。購入ライセンスとインストールライセンスの差分により、ソフトウェアの違法コピーをチェックすることができます。
QNDの任意設定インベントリ情報をINIファイルとしてホストに保存し、その情報を収集することにより、リース機器の判別のみならず、リース時期の判別・管理ができるようになりました。
詳細情報を取得し、ソフトウェアインベントリとして表示でき、よりきめ細かな管理が可能となりました。
- MS-Office 95/97
- Officeの種類、プロダクトID
- MS-Office 2000
- Officeの種類、製品名、プロダクトID
- Lotus Notes
- メジャーバージョン、(QND Notes Info DB使用時(予定))詳細バージョン、ユーザID
SNMPエージェントが搭載されているプリンタ、ハブ、ルータ等のネットワーク機器や、UNIXワークステーションのインベントリ情報が収集できます。マシン名、IPアドレス、MACアドレス、メモリ、ネットワークカード、ネットマスク、デフォルトゲートウェイ、アップタイムの取得ができます。
ソフトウェアインストールタスクの設定画面を一新し、Setup.exe系とファイルコピー系を区別。また、ファイル転送時の接続切断が起きた場合でも、切断時からの再開ができるチェックポイントリスタート、ネットワークへの負荷を軽減させるための帯域制御の指定が可能となりました。また、ファイルコピー時の圧縮も実装しております。
IPアドレスの範囲を選択してホストPCの探索を行います。
PINGパケット、SNMPパケットでの探索により、ホスト名の取得、TCP関連の情報取得ができます。この情報により、管理対象PCの総数が把握でき、QNDのホスト一覧にそのデータを登録し、それに向けてSU/QPオプションのリモートインストールが可能です。
- タスクを実行するホストPCを特定するためのフィルタ条件にソフトウェア情報も利用できるようになりました。
- QNDサーバとの間にNATが存在する場合でもプッシュ実行ができるようになりました。
- 深夜の作業に便利な自動ログインが可能になりました。
- グループやフィルタを使ってタスクを実行する際に特定のホストを手動で除外できるようになりました。
- サーバ関連の設定をタスク化し、スケジュール実行できるようになりました。
- 同梱のQuality Information Viewer Ver.3.0では、12種類の基本台帳をご用意しました。
QNDサーバ
WindowsNT4.0 Server または Windows2000 Server
QNDコンソール
WindowsNT4.0/2000/98/95
クライアント
- WindowsNT4.0 Server/Workstation
- WindowsNT3.51 Server/Workstation
- Windows2000 Server/Workstation
- Windows95/98
- Windows3.1(一部機能制限あり)
- Macintosh(一部機能制限あり)
- 記述内容は 2000年8月17日現在のものです。
- 記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。