報道関係各位
2010年7月1日
クオリティ株式会社
株式会社テプコシステムズ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:平井 憲 以下 テプコシステムズ)とクオリティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:浦 聖治 以下 クオリティ)は、2010年7月1日(木)より、シンクライアント環境の低コストでの導入と運用を自動化し、管理負荷軽減を実現する連携ソリューションの提供を開始します。
昨今、企業における重要情報の漏洩防止が経営課題となっており、様々な対応がされていますが、クライアントPCからの情報漏洩事故はあとを絶たず、エンドポイントセキュリティに関してもローコストでの構築は必須となっています。
情報漏洩事故原因の原因の89.6%は「管理ミス,誤操作,盗難,紛失・置き忘れ」という調査結果(*1)が示す通り、今まさに重要情報ファイルをローカルに保存しないという対応が求められています。
今回、テプコシステムズとクオリティの協業により、テプコシステムズの提供する情報漏洩防止ソフトウェア「ePower/セキュアBizクライアント(以下 SBC)」とクオリティが提供するIT資産管理ツール「QAW/QND Plus(以下 QND)」を連携することで、QNDの従来機能に加えて社内クライアントPCを既存のWindows環境のままシンクライアント化することが可能になり、ローコストでセキュアなシンクライアント環境の構築を実現しました。
SBCを既存のWindows環境で利用するために必要な、OSのセキュリティパッチ適用やウイルスソフトパターンファイル更新処理も、QNDのレジストリ変更機能を利用して自動で行うことができます。
この二つのソフトウェアの連携により、今お使いのクライアントPCでメンテナンスを自動化したシンクライアント環境を構築することができます。
*1 | 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)「2009年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告素」 連携ソリューション紹介(クオリティ WEBサイト:http://www.quality.co.jp/solution/sol_cont/biz_client.html) |
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「ePower/セキュアBizクライアント」は、クライアントPCの電源OFFで自動的に業務データ、個人情報をハードディスク上から消去する情報漏洩防止ソフトウェアです。HDDの仮想化機能をベースに、他の必要機能を付加し、現在利用中のクライアントPCを擬似的にシンクライアント化できます。
- クライアントPCの電源OFFで自動的にデータを消去
クライアントPCのハードディスクの仮想化技術により、クライアントPCの電源OFFで業務データ、個人情報をクライアントPCから自動的に消去します。 - 外部媒体の利用を制限
USBやSDカードなどの外部媒体の利用を無効にします。 - アクセス先のサーバー利用を制御
利用シーンに応じてアクセス先のサーバーを選択することができます。 - メール(添付ファイル)の送付制限
ブラックリスト方式またはホワイトリスト方式の制御により、添付ファイルの送り先を制限します。
クオリティの「QND Plus」はクライアントPCの現状把握から、台帳作成、自動インストール、脆弱性監査までをカバー。管理工数を削減し、ウイルスや情報漏えいなどのリスクから企業を守ります。「QAW」はIT資産管理ツール「QND Plus」の標準機能にソフトウェア起動制御や使用状況把握などの追加機能を搭載。クライアントPC構成の維持・管理に加え、管理ポリシーに合わせたシステム利用制限が行なえます。
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