報道関係各位
1998年6月25日
クオリティ株式会社
クオリティ(株)とアンテナハウス(株)は、企業向けの同時使用ライセンスの提供で業務提携
企業内、TCOのエンドユーザコスト、違法コピー防止に有効
ネットワーク管理ソフトベンダー、クオリティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:浦 聖治)と、ファイルコンバートソフトのトップベンダー、アンテナハウス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:小林徳滋)は、同時使用ライセンスに よるソフトウェアの販売に関する業務提携の締結をおこないました。 メールなどの添付でファイルが流通するネットワーク時代のファイル利用の問題点に一つの解答となる、マルチファイルビューアソフト「自在眼2」を KeyServerの販売ルートで販売することになりました。「Quality Multi Viewer 自在眼2」は、同時使用ライセンス対応しており、KeyServerの管理下で稼動するソフトウェアです。発売日は、6月30日です。
「Quality Multi Viewer 自在眼2」(クオリティ・マルチ・ビューア・自在眼2)は、様々な形式のファイルでも表示、再生、変換・印刷、検索・コピーが可能です。 通常の業務で使われているMS-Word/一太郎/OASYS/HTMLはもちろん、Excel/1-2-3などの表計算ファイル、BMP/GIF /Tifなどの画像ファイル、Video for Windows/MPG/QickTimeMovieなどのマルチメディアファイルも対応しています。また、ZIP形式などの圧縮ファイルについても、解 凍ツールを使わずに内容の確認が可能になります。以上の機能により、ファイルの内容を素早く表示でき、オリジナルアプリケーションの起動をしなくても、内 容確認ができます。
Internetや、E-mail、グループウェアの普及が急速に進んだことにより、企業内におけるファイルの不統一がさまざまな問題を生んできました。 その一つは、メールなどに添付されてきたファイルの、オリジナルソフトウェアがインストールされていないことで、業務が中断するようなことが発生しまし た。これにより、エンドユーザの生産性が落ちることはいうまでもありません。エンドユーザの問題の問い合わせを受けるヘルプデスクにも負担が発生してしま います。このような費用は、すべてTCOに含まれる費用です。 オリジナルソフトがない場合にファイルを開くために、ファイル確認後すぐに消去するつもりで、そのソフトウェアをインストールしてしまうような事がありま すがこれは、無意識に行っている違法コピーの一例です。このような違法コピーを防ぐ方法としてもビューアが望まれていました。 ソフトウェアのバージョンアップが盛んに行われることによる問題も発生しています。同一企業内で、利用ソフトウェアを限定した場合でも、バージョンアップ ををした人が作ったファイルをまだバージョンアップしていない人が表示できないなどの現象もおきているのです。 このような問題の解決のために、企業では、ファイルの保存形式を統一させる動きもありますが、それとは違った方法による解決策として、必要とされるソ リューションだと思われます。
- 記述内容は 1998年6月25日現在のものです。
- 記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。