報道関係各位
1998年9月2日
クオリティ株式会社
通商産業省の本省、地方局を合わせて7500台パソコンのソフトウェア管理にKeyServer導入
和歌山県庁の今回導入システム分680台パソコンのハードウェア、ソフトウェア管理にKeyServerSuite導入
クオリティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:浦聖治)は、98年8月、通商産業省の要求仕様書に基づく発注を受け、ソフトウェア管理ソフト 「KeyServer」を納品しました。
通商産業省の「MITI PC-LANシステム」は、職員が行う執務の電子化し情報流通させる基盤になるシステムです。またクライアント・サーバ型システムで構築し、さまざまなレ ベルの人が使いやすく、自由度の高いシステムになっています。反面、運用保守についても関心をおいたシステムになっています。KeyServerはソフト ウェアのライセンス管理ツールとして選定を受けたものです。
また、同月、和歌山県庁のシステム要求仕様に基づく発注を受け、ソフトウェア管理ソフト「KeyServer」とPC資産管理ソフト「Quality Network Distributor Plus」のセットした「KeyServerSuite」を納品しました。
これまで、一般企業ユーザが中心に導入していただいている「KeyServer」ですが、これを契機に中央省庁や地方自治体にも導入が進むものと予想しています。
ソフトウェアの管理は、1993年にBSA(ビジネス・ソフトウェア・アライアンス)の日本での活動開始以降、JPSA(日本パーソナルコンピュータソフ トウェア協会)や、ACCS(コンピュータソフトウェア著作権協会)などの違法コピー撲滅活動が盛ん になりました。その中で、通商産業省機械情報産業局情報処理振興課から1995年11月に「ソフトウェア管理ガイドライン」が、発表されました。
これら活動の効果も徐々にでてきており、企業のソフトウェア管理意識は向上しています。その中で平成9年12月20日閣議決定の行政情報化推進基本計画が 進む、中央省庁や地方自治体のパソコン導入に関しても、ソフトウェア管理を考えたシステム導入が進むことが予想されます。
1993年に発売を開始したソフトウェア管理ツールです。それまでは、パソコン台数分のソフトウェアの購入することが、当たり前でした。
しかしソフトウェアの価格も高かったこともあり、購入しないで使う違法コピーが、深刻な問題として、海外からの批判も受けていました。
KeyServerは、台数分のライセンス管理に加え、同時使用ライセンスという新しいライセンス方式も管理できることが、企業ユーザから多くの引き合い をいただくことになりました。現在では、日本でも有数の企業に採用されています。1万台以上への導入は、NTT、東京海上火災、リコーなどがあり、トータ ル導入数は、400社、240,000台を超えています。
昨年より市場で叫ばれているTCO(トータル・コスト・オブ・オーナーシップ)の削減ツールとして、今年2月発売開始したパソコン資産管理ソフトです。
インベントリ情報の収集、アプリケーションの自動配布、管理台帳作成などの機能を持っています。クライアント側への設定がいらないため、手軽に導入できるところが、ユーザから指示されています。現在までの導入数は、60社、30,000台です。
KeyServerとQuality Network Distributor Plusをセットにした商品です。
- 記述内容は 1998年9月2日現在のものです。
- 記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。