報道関係各位
1999年1月29日
クオリティ株式会社
ネットワーク管理ソフトベンダー、クオリティ株式会社(本社:東京都千代田区、代 表取締役社長:浦 聖治)は、パソコンネットワークの運用管理ソフトウェア「Quality Network Distributor Plus Ver.3」を発売します。
「Quality Network Distributor Plus」は、ネットワーク化されたパソコンのハード、 ソフト資産情報の収集、台帳管理、ソフトウェアの自動インストールを行うソフトウェアです。 98年2月発売以来の販売実績は、4万クライアントです。
Quality Network Distributor Plusは、今まで「ユーザ主導のプル型実行」をベース に常駐クライアントプログラム不要なカンタンなシステム導入を重視していました。
今回のバージョンアップでは、従来のプル型を残したまま、QND Push Option(QPオプシ ョン)を利用しての「管理者からのプッシュ型実行やスケジュール実行」を追加したこ とでより多くのお客様のニーズにお応えします。
数あるデスクトップ資産管理ツールのなかでも、Quality Network Distributor Plus は、ドメインをもたないワークグループ環境でも導入可能であり、既存のメール・イン トラネット・グループウェアを利用してクライアントプログラムを実行させることで、さまざまな作業を自動化できます。
発売日は、2月4日です。年間の売上目標は、3億円を見込んでいます。
価格は、オープンプライスです。参考価格は、100クライアント\803,000、1000クライ アント\5,610,000です。
ライセンス管理ツールKeyServerをセットにしたKeyServerSuiteも同時に発売いたし ます。
電子メールやグループウェアの導入により企業内のPC数は急激に増大。それに伴って ハードウェアの現状把握、ソフトウェアのバージョン管理は、企業の情報システム管理 部門の大きな負担となってきています。
情報システム整備が一段落したいま、TCOに代表されるように、導入にかかるコストや運用コスト、そしてその効果が見直される時期となりました。また、ハードウェアや ソフトウェアの資産管理という側面からも、現在の保有資産の正確な把握の必要がでてきました。
一方、Microsoft社をはじめとするソフトウェア会社による購入ライセンスの監査が 行われています。この点でもソフトウェアのインストール状況の調査の必要があるといえます。
また、間近にせまった「2000年問題」対策のために、更新が必要なソフトウェアをネ ットワーク上から探し出して、置き換えるという作業も急浮上してきました。
このような状況下で、手数をかけずに導入でき、運用できるツールが望まれています。
- 情報システム部で管理したいソフトウェアのみを選択して監査できます
- MS-Officeがオフィスでのインストールなのか単体でのインストールなのかを判別して、台帳にできます
- 2000年問題に未対応と考えられるハードウェアやソフトウェアの検出や、ウイルス感染のおそれのあるファイルの検出ができます
- レジストリ情報の取得によって、ソフトウェアのIDコードやシリアル番号の取得も可能です
- 自分でソフトウェアのインストールやバージョンアップができないユーザへもクライアントを指定して強制的に作業を実行させることができます
- 毎日・毎週・毎月など、定期的に行ないたい作業はスケジュールでの実行が可能です
大規模ネットワークやWAN環境可では、複数のスレーブサーバをたててネットワーク負荷を軽減できます
- 収集したインベントリデータから QIVを使って、オフィス台帳や、個人別台帳などさまざまな台帳を作成できます
- お客様からのご要望を反映した台帳を、弊社ホームページで提供いたします
インストールやポリシ設定など管理者権限を必要とする作業について、WindowsNTのユーザ権限を一時的に管理者権限に変更して作業を行うことが可能になります
QNDサーバ
WindowsNT4.0 SP3
QNDコンソール
WindowsNT4.0 SP3 または Windows95
クライアント
- WindowsNT4.0 Server/Workstation
- WindowsNT3.51 Server/Workstation
- Windows95/98
- Windows3.1(一部機能制限あり)
- Macintosh(一部機能制限あり)
- 記述内容は 1999年1月29日現在のものです。
- 記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。