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ユナイテッド航空は、アメリカで最大の運航距離を誇る航空会社です。多くの従業員と航空機を有しています。ユナイテッド航空では、安全性を最優先に掲げて、ワールドワイドでサービスを提供しています。業務の管理はコンピュータで行われていますが、その中心は本社のMOC(Maintenance Operations Center)です。
ユナイテッド航空のすべての航空機の保守管理も、MOCで行なわれています。ユナイテッド航空の航空機は14機種546機にもなりますが、そのすべてが飛行機としての標準仕様、ユナイテッド航空の社内基準、そしてアメリカ合衆国の規定を満たしていなければなりません。
エンジニアリング部門では、1989年から紙のドキュメントから電子ドキュメントへの移行を始めました。使用しているネットワークはイーサネットです。5年間で1000台以上のMacintoshを導入し、電子メールの利用やデータ共有が行われています。標準的なアプリケーションソフトウェア(Canvas、Excel、FileMakerPro、Wordなど)もインストールしました。
現在では、ワシントンDC、インディアナポリス、オークランド、デンバー、ホノルル、シンガポールがネットワークで結ばれ、1000台以上のコンピュータがこのネットワークにアクセスしています。これらのコンピュータ─ハードウェアと使用されているアプリケーション─ソフトウェアを管理・維持していくには多大な時間と費用がかかりますが、ネットワーク上のソフトウェアの使用状況を計測するためのソフトウェア(Metering softwareと呼ばれています)として導入したKeyServerがコストの削減に役立っています。コストの削減は企業にとって重要なことです。
ネットワークで結ばれたコンピュータを使って業務管理を行う場合、ユナイテッド航空では次のような問題点を解決しなければなりませんでした。
- 広大な敷地に存在する本社の組織と、ネットワークで結ばれた世界各地の拠点をすべて管理すること。
- 正規にライセンスを購入しているソフトウェアのみを使用すること(ユナイテッド航空は責任あるネットワーク市民を目指しているからです)。
- ハードウェアやソフトウェアのアップグレードに掛かるコストがコントロールできること。
- 使い方がやさしいこと。エンドユーザのほとんどが飛行機のエンジニアなので、飛行機のメンテナンスに忙しく、なるべくならコンピュータのメンテナンスには時間をかけたくないからです。
情報システム部の中の12人のグループが、3つのレベルのサポートを担当しています。
また、エリアコーディネーターと呼ばれる人々が、サポートスタッフとエンドユーザの橋渡しをしていますが、サポートスタッフにもなるべく負荷はかけたくありません。ハードウェアの管理は別の部門で行っています。
ソフトウェア管理ツールを選ぶ条件
そこで、ソフトウェアを管理するMetering Softwareを選ぶことになりましたが、当社の問題点を解決するためには、以下のような条件を満たすものが必要でした。
- すぐに使えるソフトウェアであること
2000人の従業員が1000台以上のコンピュータ(端末)にアクセスしているので、管理者側の努力だけではいまくいきません。ユーザにも関わりを持たせる必要があります。 - クロスプラットフォームであること
MacintoshとWindowsそれぞれのクライアントが簡単に使える必要があります。 - エンドユーザへの負担が極力少ないこと
通常は、Metering Softwareの稼働状況を意識せずに、ソフトウェアを使用できる方がよいのです。 - サポートスタッフへの要求が少ないこと
サポートスタッフの負荷も少ないに越したことはありません。 - ネットワークのトラブルに対して抵抗力があること
- 監視とレポート作成の機能があること
万一トラブルが起きた場合には、そのレポートがソフトウェアによって作成されることも重要です。
これらの要求を満たすものとして、我々はKeyServerを選びました。KeyServerは我々の条件をすべて満たしており、さらに、KeyCheckoutという機能も持っていました。
KeyServerを導入して、我々は以下の重要な機能に気が付きました。
- まず、KeyServerはPower Macintosh、68KのMacintoshの区別なく、すべてのMacintoshを管理することができるということです。 当社では、IIcx、IIci、Centris、Quadraなども管理できています。
- 次に、KeyServerは複数のネットワークプロトコルに対応しているということです。 当社のネットワークには、AppleTalk、IPX、TCP/IPが使われていますが、どのプロトコルを使ってもKeyServerにアクセスできます
- さらに、KeyShadowと呼ばれる強力なバックアップ機能があります。ワールドワイドに広がる当社のネットワークをMOCで集中管理するためには、ネットワークの耐久性を求められますが、KeyShadowの行うバックアップがそれに対応してくれます。
もっとも重要なのは、だれでも簡単にKeyConfigureを使ってソフトウェアに鍵をかけられることです。 ソフトウェア管理には社員全員が関わることがとても大切なので、使いやすさは重要な点です。
KeyServerにはさらに便利なツールがありますので、それをご紹介しましょう。
- KeyConfigureには、ネットワーク上の全員にメッセージを送る機能があります。ワールドワイドのネットワークをもつ当社にとっては大変便利な機能です。
- PowerBookやラップトップパソコンを使用する場合には、ポータブルキーが利用できます。ポータブルキーを使うと、ネットワークに接続していなくても鍵のかかっているソフトウェアが使えます。ポータブルキーの使用はKeyCheckoutによって管理されているので、ソフトウェアのライセンスも遵守されます。ただし、キーの乱用は避けなければなりません。
- スイートと呼ばれる機能を使うと、関連したプログラムをまとめて1つのユニットとして管理することができます。複数のプラットフォームで使われている単一のアプリケーションをリンクすることもできるので、クロスプラットフォーム環境での使用が有効なのです。
- AppleTalk Remote Accessソフトウェアを使えば、遠隔地からの電話線によるダイヤルインで、簡単にネットワークに接続できます。
- KeySentryをインストールしておくと、警告メッセージを表示してくれます。我々は、トラブルが大きくなる前に問題を特定し、修復を行っています。
- KeyAuditという監査ツールは、個々のハードディスクにインストールされているすべてのソフトウェアについてのレポートを提出します。レポートは保管と印刷ができます。
- Censusというソフトウェアをインストールすれば、KeyServerの管理下にないソフトウェアの動作記録もログファイルに書き込みます。これはサポートスタッフにとって大変役に立つ情報です。
当社へのKeyServerの導入は、次のような手順をとりました。
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術面と管理面からサポートを行っています。
まず技術面についてですが、自社での手順が示されたマニュアルを作成しました。これによって、ユーザは初歩的な質問の回答が得られます。
マニュアルを見ても解らないときは、社内のサポートスタッフが対応します。主にKeyAccessが配布されていないといった問題が多いようです。
さらにKeyServerについて不明な点を明確にしたい場合には、Sassafrasのテクニカルサポートに相談しています。
管理面で重要なことは、ライセンスに関するトラッキングのアップデートと、保管、保管場所の明確化です。
KeyServerが作成するログファイルには、KeyServerに関する動作記録がすべて書き込まれているので、これによって管理者側をサポートする事ができます。この情報から、ソフトウェアの使用時間、使用頻度などを知ることができるので、将来のソフトウェア購入のための貴重なデータとなります。
我々はソフトウェア管理のためにKeyServerを導入し、実際にソフトウェア管理を行っております。KeyServerは大変優れたソフトウェア管理ツールですが、ライセンス管理を慎重に計画すること、ユーザが使いやすいようにまたプログラムがうまく行くように充分なスタッフを用意して導入することが大事だと思います。




























